お祭りで掬ってきた金魚。
今までは長くても1か月くらいで亡くなってしまっていましたが、今回は現在のところ8か月経過しています。
おまけにとっても元気!
それもこれもすべてどんぶり金魚のおかげです。
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今回、何故死なせずにまだ元気でいるのか。
その理由を考えてみます。
金魚を長生きさせている理由 ~酸素なし(機械を使わない)の水質管理~
4年前、
初めて娘が金魚を掬いました。
飼い始めた時は、ちゃんと水槽を用意したんですよね。
で、飼い方をネットで検索し、水の管理の仕方を調べました。
そして書いてあったのが、
「水替えで金魚にストレスがかかり病気になる」
「水が汚れると病気になる」
って、どっちなの~~??
これじゃあ水は頻回に換えたらいいのか、換えないほうが方がいいのかわから~ん!!
でも、どっちかの方針にするしかないので、
水槽でちゃんとエアレーションしてあるから、あんまり頻回に換えなくて良いってことでいいかな?
という方針にしてしまったんです。
(まあ、忙しいし、めんどくさかったという気持ちも心の底にあったから・・・)
しかも、どの状態が水が汚れている状態なのかっていうのもよくわからなかったんですよね。
金魚たちが、どうしてたら苦しいのかもよくわかりませんでした。
今は、数か月間、金魚たちの観察を続け、それぞれの性格もわかってきて、やっと水の状態も金魚たちの様子も、少しわかるようになってきました。
フィルターが真っ黒になってて、金魚が口パクパクしてたらかなりまずい状態です(あたりまえか・・・)。
あとは、普通に水の中に浮遊物がチラホラあれば、それもまずいと思います。
浮遊物って大抵フンですよね。
あとは食べ残しの餌(うちの金魚たちは餌が多すぎても絶対食べ残しませんが・・・)。
良い状態の水槽内は、水はクリアな透明な色で、
浮遊物も、ぱっと見目視できず(よくよく見るとなんか時々浮いてる程度ならOK)、
なおかつ金魚はゆったりと背びれをたたむことなく泳いでいれば、まあ、大丈夫なのではないかと。
できればその前に換えたほうが金魚たちにとっては良いでしょう。
そして、水替えは2~3週間に1回というマニュアル通りにやろうとしたところ、
いつの間にか次々と金魚が病気になり、みな亡くなってしまいました。
2回目も同じ・・・
もう2度と金魚なんて飼いたくないと普通は思いますよね。
でもそんな親の気持ちなんて構わず、また娘は金魚すくいをやるわけです。
(お祭りで一番好きらしく・・・)
で、結局、昨年夏また数匹の金魚たちがやってきました。
今度こそ我が家の一員として長生きさせると意気込み、
掬った金魚を初期にどのように飼ったかというと・・・
1)コレが一番大事だと思う・・・最初は毎日新しい水に全取り換え
どんぶり金魚方式を参考に、
どんぶりではなく、
5Ⅼ程度水が入る、100円ショップのバケツを3用意して、
2匹ずつ入れて毎日水を交換して飼っていました。
バケツで飼っていた時は、
まずは金魚をそっと小さなボールに移し
バケツの水をじゃ~~っと捨てます。
で、気持ち汲み置きして(時間のない日は汲み置きしなかったときもありました。)カルキが抜けたと思われるバケツ水に、
カルキ抜き→入れない
バクテリア→入れない
餌→最初はやらない
という感じで、毎日とにかくきれいな水の中で飼っていました。
2)水温は気を付ける
交換する水をいちいち温度計で測っていたわけではありませんが、推奨されている25度程度かなと思われるような水温、
もしくは、もともと金魚が入っていた水と同じような温度の水にするよう気を付けました。
夏だったので、あまり気にしてはいなかったのですが、金魚の様子を見ていると、カルキよりもむしろ水温差のほうが、よりストレスが大きいように感じました。
3)毎日2か月の間 塩水トリートメント
水1Ⅼ当たり5gの塩を入れた塩水でトリートメントします。
私は、伯方の塩かなんかを使いましたが、最初に測ってバケツの水に対する塩の量を確認しました。
2回目以降は大体目分量で塩をドサッと入れて、トリートメント水にして、そこに金魚をまた放す。
ただそれだけです。
期間は2週間くらいと言われますが、わたしは2か月やってました・・汗
あまり長すぎるのも良くないらしいのですが、試しにカルキ抜きをした真水に入れてやると、2週間後くらいの時は、どうもまだ元気がないような気がしたんですよね。
で、結局また塩を入れてやると元気な感じがしたので、しばらく大きくなってくるまでと思い続けました。
金魚も大きくなると体力が付くんだと思うんですよね。
こうして体力が付けば、ちょっとくらいのストレスには耐えてくれます。
