【液体ミルク・備蓄】どこで買える?液体ミルクのメリット・デメリットは?

東日本大震災や熊本地震の際にフィンランドに住む日本人のお母さんたちが被災地に救援物資として送ってくれたことでよく聞くようになった「液体ミルク」。日本では未発売のため通販で楽天などで輸入品を購入できます。

ただし、在庫不足のため、2018年9月11日現在で、購入可能なのはこちらです。小分けにする必要があるため、上記の液体ミルクと比較してコスト的には半分くらいです。ただし、哺乳瓶が必要です。

こちらは1回分ずつになっています。


使い捨て哺乳瓶です。哺乳瓶なしの液体ミルクとセットで備蓄するのに安心です。

政府は今後2020年国内販売を目標として関連業界に製品開発を促す方針だそうです。災害時の備蓄に非常に便利だと思います。そんな液体ミルクですが、なぜ国内販売の認可がまだ下りないのでしょうか。欧米では液体ミルクはとってもポピュラーです。フィンランドでは流通している赤ちゃん用ミルクの9割が液体ミルクとなっているそうです。

そこで、液体ミルクとはどのようなものなのか、メリット、デメリット、実際に購入された方のレビューなどもご紹介させていただきます。

液体ミルクとは?

ミルクとは母乳の成分に似せた、ヒトの赤ちゃんが消化しやすい成分のもののことを言います。それを粉状にしたものが粉ミルクです。簡単にいうと液体ミルクとは、赤ちゃんが飲む粉ミルクの液体バージョンです。ただ、海外で販売されている液体ミルクには、日本ではまだ食品添加物として認可されていない成分も入っています。

液体ミルクのメリット。災害時の備蓄に使える?

1・お湯がいらない

ミルクを飲んでいる赤ちゃんと外出するときには、必ずポットのお湯と、適温に調乳するための水を持ち歩かなくてはなりません。これが本当に毎回毎回重いです。ちょっとそこまでお買いものと思っても、万が一何かあるかもと思うと、やはり一式持って出るようになりますし、この荷物と、赤ちゃんと、そして買った荷物を持つと凄まじい重量・・・お陰様で肩こりは常時、腰もぎっくり腰にヘルニアにと何度もしんどい目に合いました。

外出しなくても、いつでもミルクを赤ちゃんにあげれるように、家でも常に一度煮沸した白湯を準備する必要があります。ウォーターサーバーがあれば便利ですが、ない時は毎日お湯を準備しておくだけでも結構な手間ですよね。液体ミルクはすでに調乳されているため、お湯が必要ありません。お湯も水もいらないという点で液体ミルクは、災害時の備蓄用に非常に便利です。

2・新鮮で安全性が高い

感染という観点からすると、液体ミルクは調乳の必要がなく完全に無菌状態で充填されるため、WHOによっても安全性が高いとされています。その無菌状態のままニップルだけを装着して飲ませられるので、哺乳瓶の消毒も必要ありません。

3・常温で利用可能で調乳不要

冬は温めたほうがよさそうですが、温かい時期はそのまま飲んでも大丈夫なのでとってもお手軽です。
夜中に泣いても枕元に置いておいて寝ながらセット!も可能ですね。
実は家族も粉ミルクの調乳方法を知らないなんてことも普通で、赤ちゃんが泣いて、ミルク!と思っても準備が必要。そこに誰かいても頼んでも「どうやって作るの?」といわれるとがっくりきます。
でも、液体ミルクは誰でも簡単に準備できますね。
素晴らしい!

4・持ち運びが便利

液体ミルクそのものとニップルだけをもち運べばよいので、簡単、便利です。

5・液体ミルクは災害時の備えになる

1~4のことから、液体ミルクは災害時の備えとしてかなり心強い!というのが個人的には一番のメリットなんじゃないかな~と思っています。

液体ミルクのデメリット。なぜ日本で売ってないの?

1・添加物

気になる添加物ですが、日本の食品添加物としてはまだ認可されていない亜セレン酸ナトリウムが入っているものもあります。
海外の赤ちゃんには大丈夫で、日本の赤ちゃんには危ないということはないと思います。
セレンというのはそもそもミネラルで必須微量元素のひとつです。抗酸化の働きをします。
動物の発育にも必要で不足すると元気がなくなってしまします。
セレンが含まれている食品は主に魚介類などですが、牛乳にも少し含まれています。
過剰に摂取すれば、中毒を引き起こしますが、それは他のビタミンなどにも言えることかなとは思っています。
添加物のことを言い出すと、では粉ミルクの添加物はどうなのか?とも思ってしまいます。
そもそも私は母乳派なので、粉ミルクだってどうなの?という気持ちもあります。
日本で認可されているものだって使い方によっては確実に安全とは言えないと思います。
でも、突然やってきた災害時に子供に飲ませられない!となった時にどうしますか?
液体ミルクの添加物が…なんて言ってられますか?
わたしなら、母乳がでないなら即液体ミルクにお世話になりたいです。
液体ミルクもいざというときの補助と考えれば私は使わせていただきたいなと考えています。

ただし、日本の開発メーカーさんには新しいものを作るなら、是非とも赤ちゃんのためを思って、万全の素晴らしいものを開発していただきたいと期待しております。

2・値段が高い

コストを比較してみましょう。

一般的な日本で販売されている粉ミルクの場合
10ml=およそ4円、180mlだと72円程度
大手通販サイト楽天市場で販売されている液体ミルク、シミラックの場合
1本59ml/24本入りで計算すると、1本230円程度、約3本で180mlとして690円
液体ミルクは粉ミルクのおよそ9.5倍のコストとなります。
ただし、下の商品ですと、飲ませる時に小分けをする必要がありますが、180mlあたり377円ですので、粉ミルクのおよそ5倍程度と比較的安価となります。

下記に使い捨ての哺乳瓶もご紹介させていただきましたが、実は母乳育児中の乳児さんはコップで少しずつ授乳するということも可能です。
案外上手に飲むものです。
カップを使った授乳方法 (出典;神奈川県立こども医療センター母性病院)

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災害時備蓄用、旅行用にも便利な使い捨て哺乳瓶

断水の際、旅行のときなどに便利です。液体ミルクはちょっとという方でも、災害時用に使い捨て哺乳瓶だけでも備蓄しておくと、赤ちゃんがいるお母さんの心配がこれでひとつ解消されます。この先友人に赤ちゃんが生まれたら、使い捨て哺乳瓶か、液体ミルクを絶対に贈ろうと思います。

蛇足ですが、わたしは高齢出産だったこともあり、母乳がなかなか出ずらく、桶谷式母乳マッサージに定期的に通っていました。
そこで、なるべく哺乳瓶を使わないためにとカップ授乳を教えていただきました。
うちの息子も5か月までは完全母乳でしたが、時々水分補給といざというときの練習のためにも、コップで白湯などを飲ませていました。
災害時にもきっと役立つと思います。

日本で液体ミルクが認可されて、コストが下がってくれることを期待しています。

3・賞味期限が短め

すでに調乳されているものなのでこれは仕方ないですよね。
むしろ長すぎるほうが怖いです。
シミラック社の液体ミルクなら常温保存で賞味期限はおよそ1年だそうです。賞味期限が半年から1年までのものを販売されています。
粉ミルクの場合は、和光堂のアサヒグループ食品株式会社さんに問い合わせをしましたところ、製造より1年半を賞味期限としているとのことでした。
ただ、1年もすれば赤ちゃんは幼児さんになりますので、液体ミルクが賞味期限が短いとはいえ、一度購入すれば備蓄としては問題ないのではないかなと思います。

以上デメリットをご紹介させていただきましたが、私としては少々コストがかかっても、賞味期限が短くても、災害用の備蓄としては液体ミルクは本当に優秀だと思っています。
まだ母乳、もしくはミルクしか栄養源が確保できない乳児さんにとっては命に関わることです。
母乳も災害時にはストレスででなくなることは容易に想像できます。
新生児さんならなおさらです。
災害時に援助が来るまでの期間が3日と考えた時に、24本入りが1パックないしは2パックあればそれでなんとかしのげるのです。
これは本当に心強いですよね。

液体ミルクを使用した方の実際のレビュー

レビューは少ないのですが、楽天で液体ミルクを実際に購入された方の、レビューをご紹介します。

・出産予定です。当時は夫婦二人だったのですが、今後は赤ん坊がいますので、災害時に備えて、玄関脇に準備している防災リュックの中に、こちらの商品を入れておこうと思います。被災地で母乳育児中のお母さんがストレスで母乳が出なくなられたり、粉ミルクはあっても清潔な水とお湯と哺乳瓶がなくて大変困っておられたりしたのを、実際に見たので。一晩乗り切れば支援が来てくれたので、とりあえず2本購入して入れておくことにしました。

・災害備蓄用に購入しました。これでひとまず安心。

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